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旅行記 [1][2]
[2005年08月記]


[1]

何から書こうかとても迷います。
もうこれは去年の夏のできごと。

中学生の時、なぜかインドに行きたいと思いついた。
高校生の時、横尾忠則の「インドへ」を読んで、確信した。
その理由は色々あるのだけど、省略。

そして大学3年の夏、夢がかないました。

初海外。ガイドブックはこれでもかというくらい、
インド旅行についてくる危険性を詠っていた。
不安なわけがない。よくも悪くも何かが起きるはず。

スケジュールの関係で、先に旅を始めた友達。
夜中の空港で再会。
AM2:00
なんかたくましく見えた。
汚くて強い、ただならぬ雰囲気。

…ヒト、おおっ!
暗くて見えないけど、こんな夜中に外にはヒト、ヒト、ヒト。
暗闇から聞こえるのは
初めて耳にするあの独特のヒンドゥー語。
真っ暗な謎過ぎる空間の中、
わけもわからずタクシーにのせられ、カーチェイス。
(本気、リアルにカーチェイス)
クラクションは「抜かすよ」の合図。
そこ抜かすのかよ、危ないよ、狭いよ、ヒトひくよってところも
もちろん、抜かしにかかる。
べつに急いでないよ、まだ生かしてよ。
そういう旅のはじまり。
間違いなくエキサイティングな旅。

そして約束とは違う、安宿に到着。
AM3:00
初日は3000円くらいのいいとこにとりあえず泊まって安心しようかと計画していたのに、300円の安宿。
天井にファンがまわる、ぬるい空気のなか、
まだ見ぬデリーの町並みの朝をまつ。
この夜は悪夢をみた。
酷い悪夢だった。
そうか私、びびってたんだ。
と、やっと気付いたけど、もうかえることはできない。
もうここはインド。


[2]

北インドの街を寝台列車で移動。

タージマハルはとても奇麗で、申し分なかったけど、
この後の旅をふりかえると、
観光地なんていかなくてもいいと思える。



インド4日目
次の目的地は、ヴァラナシ。
寝台列車に17時間乗り、やっと到着。
かの有名なガンジス川の聖地。
ここ以外の街で出会ったインド人は、
「ヴァラナシには本当に悪いやつがたくさんいるから気をつけろ」
と必ず言う。

人間の生と死がいつでも漂う街。
ヒンドゥー教の信者は、ここで死を迎え、
ここで焼かれて灰を流すことを夢見る。
火葬場からは絶えまなく煙がたち、
嘘みたいな神聖さの朝日の元では
信者が沐浴をする。
人が祈る姿と太陽はよく似合う。
美しいのは景色ではない、
人々の信仰、歴史、そして生活。

ここでも私たちはわずか250円で人を雇い、
ボートからこの光景を傍観する。
この国では私たちは無条件で大金持ちだ。
その差を感じているのは、勿論私たちだけではない。
この旅で最も私たちの前にいつもあったのは、そうお金。

それゆえに起きた、悲しい結末 イン ヴァラナシ。






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