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地下室と花




数ある自分の中の大切な一つ。

5年前のとある地下室で私は「ブラックホール」に迷い込んだ。
そこは真っ暗で、少し埃っぽくただ爆音だけが鳴り続ける空間。
スポットライトがひとつ。
太陽とは無縁の時空間。
幾度かそこに通い続けた後に、私はこう思った。


   ここにきて
   身体で感じるという意味を
   深く深く教わって
   感じることの本当の意味は
   言葉では説明できないことなんだとわかった

   だから説明できないけど
   状況描写なんてうすっぺらいものでもなくて
   そこにある空気だけで気が昇り
   そこで生まれ続ける空気にただただ驚く

   (中略)

   たしかあの頃こう書いた
   「ことばによってたしかにあらわせないなにかをもとめている」と
   「胡散臭さ」への潔癖から「何か」を探し出した私が見つけた「何か」は
   とてもとてもきれいで…とてもとても眩しくて…
   でもちょっと壊れてて…危なっかしい。

   (以下略)


音に彩られたブラックシアターで
DJの繋ぐ音が信じられない程私の中でストーリーになっていく。
一つのものが、全く別の視点の解釈で繋がってていくことで
こんなにも新しい意味になっていく。
発する側、受ける側のひとりひとりの「解釈」は
何にも縛られること無く、自由に持ち合わせて
それぞれのフィルターは別々なのにも関わらず
極論の部分で一つにまとまる瞬間を何度も体験して。
私はその現象に毎回新しい衝撃を受け続けた。

自分以外の表現を目の前にすることで
私の中にある何かが、すっと出てきて回転して
色んな解釈と共にまたすっと戻ってくる。
思いがけない速度や次元で。

その事は私にとって重大で
その理由を考えれば考えるほど
自分の絵は自分の色になっていく気がした。

私は確信して
地下室から離れた日常でも、その現象の意味を
脳のどこかで身体のどこかで感じ続けた。
記念日には花を買った。


今年のサクラが散る頃に、その地下室は閉鎖した。
数年前とほとんど同じ顔ぶれを、私は遠くから見て勝手に嬉しくなった。
5年前にその地下室で出会った女の子が
「みどりちゃん、自分の感性に素直になってるでしょ?」
と、笑ってくれてワインをくれた。
何か深いところで繋がった気がした。


数年の間で起きた事、
変わった事も、変わってない事も、誤解も、理解も、
十把一絡げに走馬灯のように流れていって、全て美しくみえて
何故かとてもすがすがしい気分になったのです。
その感覚は、私にとって卒業式にも似ていて
これから新しい何かが始まるんだという希望が一つ宿ったようにも思えて。




だけどこのことが「成長」という2文字で片付けられるということに気づいて、
やっぱり言葉は薄情だなと思って、なんか笑えて、
それが昔に書いたその文と変わっていなくて、もっと笑えた。
だけど大きく違うのは、その頃私が切望していた
「ことばによってたしかにあらわせないなにか」
に対して、理解と信頼ができた事。

千葉、横浜、大阪、東京、全国でそんなパーティーに出会って
私を動かしてくれた。
思いのこもったものは人を感動させる。
そんな単純なことを教えてくれる出来事。
これからも色んなかたちや場所で連鎖していく未来。



FUTURE TERROR




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